2015年09月23日

改めて2000年のグレートコンジャンクションを考えてみました。

改めて2000年のグレートコンジャンクションについて考えています。少し長いサイクルの流れの中で考えていきましょう。

2012年のブログの中で私は「ノマド」という概念と2000年のグレートコンジャンクションチャートの水星の働きを関連づけながらこの20年のテーマを考えました(http://ryuz.seesaa.net/article/264794989.html)。このとき水星のノーアスペクトが「若者」のノマド的な動きが重要な変化の鍵になると注目しました。今、SEALDsのみなさんがきっかけになった「民主主義」の運動もこの水星の象徴に関連すると考えられます。

木星と土星のサイクルであるグレートコンジャンクションは、約200年ごとにエレメントを変えていきます。現在は地のエレメントから風のエレメントに移ろうとしているところです。実際には、1980年から2000年までは、すでに風のサインである天秤に移りましたが、2000年には牡牛に戻ってきているところです。この後、2020年には水瓶になるので、現在の20年は一時的に地のエレメントに戻っているところです。火では、17〜18世紀には市民革命が起こり、人々が「自分で社会を創っていく意識」が発達しました。地では、19〜20世紀には産業革命が起こり、人々は「物質的な豊かさを追求」していきました。そして、これから風の世の中へ変わろうとしています。21〜22世紀に発展していく風では、おそらく、コミュニケーションや知性的な工夫により多くの人々が幸せを共有できる方法論を探求していくのではないでしょうか。

実はもうすでに、1980〜2000年の間は風のグレートコンジャンクションの時期でした。この時期には風らしい動きが起こっているはずです。情報化社会への移行やパソコンの普及はその重要な兆候ではないでしょうか。グレートコンジャンクションの期間は20年ありますが、サイクルは後半になって全体に反映され始め、3/4の辺りで何らかの結晶化をしていくと考えられます。1980〜2000年の流れを世界の動きで考えてみれば、最初の半分は「雪解け」へのアプローチ、そして、後半は実際の東西の壁の崩壊から世界の再編成(EU発足)という流れがあったかもしれません。日本でも1993年には長く続いてきた自民党の単独政権が破れ、連立内閣になりました。つまり、既存のシステムを強固に固めていく(地)というよりはいろいろな視点を考えよりよいシステムを探していく(風)の要素が重要になった様子でしょう。

しかし、2000〜2020年にはもう一度地のサインに入り直しています。しかし、グレートコンジャンクションのチャートをよく見ると、牡牛の木星と土星のコンジャンクションに対して水瓶の天王星がスクエアになっています。これは単純に物質的なものへの志向が戻ったというよりも、これから来る長い風の知性やコミュニケーションの時代へ向けて、知性の伝搬やコミュニケーションのためのインフラストラクチャが形成されていると考えるとよいのではないでしょうか。そして、その先端を引っ張っているのがノーアスペクトの水星、つまり若者です。

さて、安倍政権は安保法案を無理やり議会で押し通しました。これは、冥王星的な文化における欠乏の感覚、「権力の暴走、適正な秩序の欠落」など山羊の冥王星に関するテーマを強く意識化するきっかけになっているのではないでしょうか。太陽の光をしっかり当てて新しい動き方を創り出していくべきポイントがそこにあるのでしょう。ちなみに、しばらくこの冥王星にスクエアを繰り返していた天王星は牡羊で、「個人個人の自発的な行動に根ざした民主主義を求める意識」が国民的な運動を支えているのでしょう。この構図は、2000年のグレートコンジャンクションの天王星と木星土星のスクエアにも通じ、人々の間で情報や考えの交流を進めるためのインフラストラクチャ形成を促進するのではないでしょうか。

私は今回日本全国で表明された「自発的な民主主義を求める意志」のエネルギーを使いながら、これからやってくる「風ベースの社会」に必要な人々の考えの交流を行う場を育てていくとよいと思います。つまり、理想の社会を実現するには何を意識するとよいか何ができるかどう行動すべきかなどを自発的にシェアし、力を合わせていくルーズなネットワークを形成していくとよいのでしょう。やはりここでも植松努さんの「どうせ無理」をなくし「だったらこうしてみれば」を広める姿勢がとてもサポートになりそうですね。
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2015年09月20日

9月の横浜心理占星術勉強会のお知らせです!(9/29)

<横浜心理占星術勉強会>
日時:9月29日 19時〜21時半(今回は第5週目です)
場所:関内ホール地下・青少年育成センター第二研修室
参加費1000円
お申し込みはメールでお願いいたします。: ryuz@rr.iij4u.or.jp

内容は、占星術の基本的な知識があれば理解が深められるよう、毎回基礎的な内容から心理的なテーマの理解までいろいろな次元をカバーしていきたいと思っています。

今回は、土星も射手に入りましたので、9ハウスについて考えてみましょう。3ハウスを「単語の意味」とすれば9ハウスは「文や文章の意味」、つまり何らかの全体像の認識に関わります。例えば、個人と社会という文脈で考えたとき、これが共有されなければ集団や社会は成り立ちません。他人との共感についてもとても大切な働きをします。いろいろな角度から理解を深めていきましょう。

勉強会では、みなさんの体験のお話を聴きながら進めています。みんなでホロスコープを見ながらお話をしていきますので、もし、問題なければお申し込みの際の出生データをお知らせください。

ご一緒に心理占星術の理解を深めていきましょう。ぜひご参加くださいね!
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2015年09月13日

9月のマンデン占星術勉強会

9/17の13時から新宿小滝橋通り店にて、マンデン占星術勉強会を行ないます。占星術を利用しながら、社会的ないろいろなテーマをみなさんとご一緒に考えて整理していきます。具体的なテーマを意識しながらいくつかの基本的なアプローチのしかたを適用していきます。また、どんな象徴がどんなテーマに関連するのかさまざまな例を考えながらみなさんとご一緒に理解を深めていきたいと思っています。今回は、市民運動や天気について考えてみる予定です。参加費は、お一人1500円と飲みもの代です。ご興味の方は、ryuz@rr.iij4u.or.jp までご連絡ください。
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2015年09月08日

9月は渋谷で行なう新宿勉強会!(時間も早めです)

今回は場所と時間が変わっておりますので少し早めに連絡いたします!新宿勉強会なのに渋谷で行なうのでご注意ください(新宿エリアで場所がとれませんでした)。

<新宿心理占星術勉強会>
日時:9月26日 (土)12時半〜15時半
場所:カフェミヤマ渋谷東口駅前店マイスペース2号室
参加費1500円+ドリンク代
お申し込みはメールでお願いいたします。: ryuz@rr.iij4u.or.jp

これは、以前、保谷のリマーナすずさんのところで行なっていた勉強会を同じスタイルで続けていこうというものです。もちろん新規のご参加も大歓迎です!

毎回テーマのハウスについて理解を深めながら、そのハウスに関連する心理学的なアプローチの紹介や簡単なワークなどを行なっていきます。さらに、少しずつノエルティル方式の心理占星術の解釈に慣れていきます。毎回最初に、私の独断で選んだテーマのハウスにちなんだカバー曲を歌います!

今回は、9ハウスがテーマです。

また、ご参加のみなさんのチャートをお互いに見ながら話しを深めていけると楽しいと思いますので、差し支えなければ、ぜひ、お申し込みの際に出生データをお知らせください。

では、楽しく心理占星術の理解を深めてまいりましょう!
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9/11(金)は名古屋勉強会です!

9/11(金)は名古屋勉強会です。占星術について、基本的なことからいろいろな応用的な概念まで、ご参加の方々の質問や持ってきていただいた題材を中心に理解を深めていきます。特に心理占星術の理解には力を入れています。また、毎回1曲ずつ12サイン/ハウスに対応した歌を歌ってます。今回は、射手座/9ハウスです。

場所は金山、夕方5時半ごろから午後9時くらいまで集まり、占星術の話をしています。途中参加、退席も大丈夫です。ご興味の方はメールでお知らせください。ryuz@rr.iij4u.or.jp
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2015年09月07日

木星乙女、土星射手へのイングレス

毎月の新月の記事が書けていない分、トランジットの大きな動きを追っておこうと思います。今回は射手の土星と乙女木星のスクエアについて少し考えてみたいと思います。私は、ひとつのアプローチとして、土星の働きを考えるとき「社会構造に足りないもの」を想定します。冥王星の場合は、文化に足りないものですが。土星は9/18、水星が逆行を始める日に射手に入ります。射手の土星は何が足りないというのでしょうか?象徴なのでいろいろなテーマが考えられます。軍事でしょうか、明るい未来のビジョンでしょうか、スポーツでしょうか、道徳でしょうか。それぞれの立場や状況により、意識する焦点は変わってくるかもしれません。


一方、木星は8/11に獅子から乙女に入りました。木星については、気軽に広がっていくテーマをイメージします。乙女の場合、例えばお稽古ごとや手順の説明、詳細の指摘、他人へのサービスなども考えられます。


さて、では、このような木星と土星はどのような反応をするでしょうか。安易に詳細の探求が広がり、全体像の意識や哲学に欠けるという状況が生まれやすいかもしれません。つまり、一般的に努力のポイントになりやすいのは、「木を見て森を見ず」という状況に備えることかもしれません。


射手のテーマをもう少し考えましょう。私は射手ではビジョンや意見の共有というポイントが重要だと考えています。つまり、土星の「訓練のテーマ」はビジョンを共有する力を発達させていくのだと思うのです。そうなるという話ではなく、そこを努力すべきということです。


乙女の木星は詳細に注目を向けやすい空気をつくるかもしれません。しかし、詳細の判断力は大きな原理の理解(射手)があってこそうまく進みます。特に、人々が文化や理念を超えて理解を進め共存しようというとき、意識的に射手のテーマである大きな視点の共有の努力を進めることが大きな助けになるはずです。


前回土星が射手に入った昨年の衆議院選挙の後の時期には、安倍首相が中東歴訪しISの事件が起こったり選挙の際にはあまり語られていなかった安保法案がいきなり浮上してきたりしました。今度の9/18の再イングレスに合わせて、政府は安保法案の参議院可決を目指して動いています。そうなれば、射手の土星は戦争の訓練になっていきかねません。


私は全体のビジョン(射手)がしっかり共有されていないと感じています。例えば、国際社会の中で日本が果たすべき役割として、歴史的に見ても民族性から考えても、未来に向けて成長していくには、強国にくっついていくより、精神的に独立しいろいろな立場の国々の間を仲介して相互理解を深める役割を果たしていくとよいと私は考えています。別な人は、守ってもらっているのだからその分の責任を果たさなければならないと考えている人もいるでしょう。このような話は、歴史の流れの中で国々や人々が何をどう体験してきてどこへ向かって進んでいるのかという意識を共有していく中でそれぞれの意見が形成されるわけです。


そのようなビジョンや大きな視点の流れの感覚について、異なる立場や視点の人の間で交流することを土星が射手に入る2年強の期間に進めていくとよいと私は考えています。




posted by ryu at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 象徴の探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする