2008年07月10日

新月 2008.07

新月 2008.07

では、さっそく今回の新月図(2008.07.03.11:18JST)について考えてみましょう。新月は蟹座の12番目の度数で起きています。新月の起こった蟹座は月と関連づけられています。月は、他の惑星と異なり太陽ではなく地球の周りを回りますが、やはり、公転周期が数年以内(月は27日程度)の「個人天体」の仲間です。個人天体は、「個人個人が独自に追求しているテーマ」を機能させる働きがあります。月はそんな「個々」の視点を考える個人天体の中でも「周囲や過去との関係を継続的に振り返り、一体感を強める」働きがあります。感情的な側面が主体に意識されますが、現実的な作業や情報などにも注目することもあります。それぞれの次元で以前身につけたやり方を思い出し、改めて新鮮な関係を作ることに関連します。今月はいろいろなものごとが蟹座の「家族や仲間との感情的な交流を深め、安心感や一体感を強める」という動機のもとに動いていることを意識できるとよいかもしれませんね。

新月へのアスペクト

さて、チャートの天体配置に目をやると、このような新月(太陽)は数日前に土星とセクスタイル(6/25)になっていました。リーダーシップは長期的な計画をしっかりと意識し打ち出したかもしれません。今後、(現在金星とオポジションになっている)木星とオポジションになっていきます(7/9)。リーダーシップの意図(太陽)を社会的に循環させよう(木星)という動きができややすくなるかもしれません。このとき金星と木星の組み合わせのニュアンスも入ってきやすいので、何らかの価値観(金星)を宣伝し広げていく(木星)キャンペーンのようなニュアンスになるのかもしれません。あるいは協力関係(金星)に関する未来ビジョン(木星)を表明(太陽)していくのかもしれません。太陽はその後さらに、天王星とトラインになります(7/15)。より広い範囲で受け入れられやすい斬新な方法(天王星)を取り入れようとするかもしれないし、異質な相手から(天王星)の支持を受けやすいかもしれません。改革にはよい方向かもしれませんが、議論すべき相手としっかり意見を交換しなければ、重要なポイントを外した軽率な動きで終わってしまう可能性もあります。

その他のアスペクト

新月の少し前の7/1に火星は冥王星とトラインになり、その後火星は11日に土星とコンジャンクションになります。火星はしばらくして7/27に木星とトラインになります。火星は現場の実行力を示す天体です。この火星が冥王星とトラインになったということは、現場は根本からの変化を深い理解し意識して動こうとしているニュアンスです。そして、その火星が土星とコンジャンクションになると深い意識が現実的で長期的な計画を作りながら実行を進めていくニュアンスになります。皆さんの周囲では何が実行されていっているでしょうか。土星とコンジャンクションになる直前の期間は「締め切りが迫っている」というような気持ちを体験しやすくなるかもしれません。
金星は新月当日に木星とオポジションになります。その後新月(太陽)自体が木星とオポジションになるので、今回の新月がピックアップする木星の影響には金星とのオポジションのニュアンスが多大に含まれているかもしれません。太陽の説明でも触れましたが金星と木星の組み合わせは、例えば、たくさんの人(木星)を引きつける(金星)キャンペーンのようなものや協力・協調関係・バランス・平和を促進するような考えを広めたりビジョンを示したり(木星)・・洞爺湖サミットなどはよい例かもしれませんね・・、楽しいこと、心地好いこと、価値観(金星)に関する冒険(木星)を行いやすいかもしれません。この動機は太陽が木星にアスペクトするころにリーダーシップによりまとめられ、集団全体の認識へとつながっていくかもしれません。
水星は天王星とスクエア(7/5)になり、海王星とトライン(7/6)になります。多くの人々が知らなかったような情報の露呈や集団心理への影響などが考えられます。(洞爺湖など)環境問題への関心はこの部分にも関連しているのでしょう。スクエアの場合、ローカル集団同士の間で(天王星)意見(水星)がまとまりにくい(スクエア)イメージもあります。この天王星と水星のスクエアは今回水星が逆行する前にぎりぎり手前まで進んでいたものです。つまり、逆行している間「おあずけ」状態だったと考えてもよいかもしれません。水星の逆行期に個々の立場を振り返り熟考された結果も含まれているかもしれませんね。すると今回のスクエアは多くの立場の違いを乗り越えるためのポイントが明らかになったと考えてもよいのかもしれません。水星はその後冥王星とのオポジション(7/10)、土星とのセクスタイル(7/14)、火星とのセクスタイル(7/16)、木星とのオポジション(7/20)、天王星とのトライン(7/23)、太陽とのコンジャンクション(7/30)などさまざまなアスペクトを形成していきます。情報交換や議論、知的な工夫の力がいろいろな側面と連携していきます。新月直後の天王星や海王星とのアスペクトにより集団的な問題意識が刺激されているので、それらがさまざまな分野へ影響していく様子を意識的につかみ、促進していけるとよいのかもしれません。

天体の方向転換やイングレス

太陽と月以外の惑星は、ときどき地球からの見た目の進行方向を変えます。進行方向を変える際には天体はとてもゆっくりと動き、その天体の働きが世の中のさまざまな動きの中に顕著に反映されるかもしれません。今回の新月の期間には進行方向を変える天体はありません。

また、天体(特にゆっくり動くもの)の運行するサインの変化も人々が注目しやすいテーマを変化させます。今回の新月の期間には火星より遠い天体でサインを変えるものはありません。

今回の新月図の期間は、このような動きを意識しながら、「家族や仲間との感情的な交流を深め、安心感や一体感を強める」蟹座のテーマの追求を心がけていくとよいかもしれません。これらのテーマが身近なところから経済/政治の動きなど社会的な次元までいろいろな側面でどんなふうに反映されるか注目していきましょう。
posted by ryu at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 月相2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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