2008年08月02日

新月 2008.08

では、さっそく今回の新月図(2008.08.01.19:12JST)について考えてみましょう。新月は獅子座の10番目の度数で起きています。また、ノード軸のそばで起こっているので、日蝕になります。日蝕の場合普段の新月よりも長期的な影響があると考えられます。新月の起こった獅子座は太陽と関連づけられています。太陽は、太陽系の中心で実際には公転していませんが、地球から見ているホロスコープ上の動きでは地球の動きが反映され、1年に一周しますので「個人天体」の仲間に数えられます。個人天体は、「個人個人が独自に追求しているテーマ」を機能させる働きがあります。太陽はそんな「個々」の視点を考える個人天体の中でも「個人の全体的な特徴を継続的に意識し、強く個性を表現し、未来の方向性を定めていく」働きがあります。太陽の光の下では、いろいろなものがはっきりと照らし出され、違いが明確に意識され、特徴が顕著に描き出されます。いろいろな次元で問題を整理し、新たな活躍の焦点を明確に創り出すことに関連します。今月はいろいろなものごとが獅子座の「個性を劇的に表現し、問題解決の焦点を定める」という動機のもとに動いていることを意識できるとよいかもしれませんね。

新月へのアスペクト

さて、チャートの天体配置に目をやると、このような新月(太陽)は数日前に水星とコンジャンクション(7/30)になっていました。リーダーシップは個々の具体的な問題を考えたり、情報を意識しながら今後の方向性を検討したかもしれません。今後、(現在金星とオポジションになっている)海王星とオポジションになっていきます(8/15)。リーダーシップの意図(太陽)に大衆がぼんやり意識している理想や夢、不安、弱者の気持ち(海王星)を反映させようという動きができややすくなるかもしれません。このとき金星と海王星の組み合わせのニュアンスも入ってきやすいので、少し前に具体的な感情として体験した不安や理想に対して、あるいは平和や公平さ、協力関係に関する理想や幻滅について、全体の問題として取り上げたり、方向性を打ち出したりするかもしれませんね。太陽はその後さらに、冥王星とトラインになります(8/21)。それらは、根本改革や心理的な土台の建て直しの必要性の感覚と結びつき、強く探求されていきそうです。

その他のアスペクト

火星の動きを追いかけてみましょう。火星はこれまでに土星とコンジャンクションになった後、木星とトラインになっています。これは現場での行動カの様子が、常識や課題、責任を意識してコントロールされていた状態から、援助や報酬、楽観により動きやすくなり、「はじけた」ような感覚になっているのかもしれません。今後火星は8/7に天王星とオポジションになり、その「はじけた」感覚にさらに拍車がかかるかもしれません。天王星は多くの人々からの注目を集めたり、反感をかったりする可能性もあります。また、火星はその後8/17には冥王星とスクエアになります。行動力は集団の深い意図の方向性を組んで動かなければ発揮されにくい状況になりそうですが、表面的な障害としてとらえ、怒りを感じるより、奥にある集団の意図をしっかりと認識し、矛盾を解決する努力をするとよいかもしれません。

天体の方向転換やイングレス

太陽と月以外の惑星は、ときどき地球からの見た目の進行方向を変えます。進行方向を変える際には天体はとてもゆっくりと動き、その天体の働きが世の中のさまざまな動きの中に顕著に反映されるかもしれません。今回の新月の期間には進行方向を変える天体はありません。

また、天体(特にゆっくり動くもの)の運行するサインの変化も人々が注目しやすいテーマを変化させます。今回の新月の期間には火星より遠い天体でサインを変えるものは火星のみです。火星は乙女座から天秤座へ移動します。行動力は「結果を出すこと」を重要視して動いていたものが、「相手や状況に合わせること」を重要視するような流れに変わってくるかもしれません。

今回の新月図の期間は、このような動きを意識しながら、「個性を劇的に表現し、問題解決の焦点を定める」獅子座のテーマの追求を心がけていくとよいかもしれません。これらのテーマが身近なところから経済/政治の動きなど社会的な次元までいろいろな側面でどんなふうに反映されるか注目していきましょう。
posted by ryu at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 月相2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック