2009年03月24日

新月 2009.03

新月 2009.03

では、さっそく今回の新月図(2009.3.27.01:05JST)について考えてみましょう。新月は牡羊座の7番目の度数で起きています。新月の起こった牡羊座は火星と関連づけられています。火星は動機の具体的な表現や行動化に関連する天体です。火のエレメントで自互公の「自」の領域にある牡羊座の個人個人が元々持っている潜在性や特徴(自)を率直に表現、行動化しようとする動機(火)を火星が実現するのです。象徴としての心の中心である太陽や月に対して、具体的な体験の現場を示す火星や金星という具合に対比的な構造を意識すると象徴を理解しやすくなります。つまり、火星や金星に関連づけられている牡羊、牡牛、天秤、蠍などのサインは「体験の現場」に意識が向かいやすい特徴があります。今月はいろいろなものごとが牡羊座の「個人個人が自分の力を発揮したりやりたいことを行動に移すのを尊重する、そして阻止するものと戦う」という動機のもとに動いていることを意識できるとよいかもしれませんね。
新月へのアスペクト

さて、チャートの天体配置に目をやると、このような新月(太陽)は新月の3日前(3/24)には冥王星とスクエアになりました。このような冥王星の時期(3日前のみでなく3週、3ヶ月、3年前からの流れもあるかもしれません)にはリーダーは何らかの葛藤の認識や解決にエネルギーを集中していたかもしれません。リーダーが向かいたい方向と集団の中の多くの人々が本音で向かいたい方向が異なり、思うように動きか取れないかもしれません。このような場合、無理矢理動かそうとして力争いになる場合も多いですが、できれば個人個人草の根的に説得していきながら無理なく全体を動かしていけると理想的かもしれません。その後、新月直後の3/28〜31には太陽と金星、水星と金星、太陽と水星が次々とアスペクトを作ります。リーダーの周囲で情報交流や相互理解・協力などに関するテーマが活発に動きそうです。このうち金星は逆行中ですので自分に都合のよい点を意識しながらの協力関係の探求や過去の協力のテーマの再考慮などのニュアンスもあるかもしれません。また、太陽は4/10には木星、4/16には海王星とセクスタイルのアスペクトを形成します。木星と海王星の組みあわせは理想や夢を肯定し、可能性を追求するニュアンスがあります。つまり、この時期リーダーは理想的なビジョンの宣伝/普及に力を入れるかもしれません。

その他のアスペクト

新月以外の天体の動きに注目すると、3/28〜31の太陽水星金星の相互アスペクトの前後ですが、3/27には水星が冥王星と、4/3には金星が冥王星とスクエアになります。さらに、4/5に冥王星自体方向を変えるので、次第に冥王星のテーマがいろいろな次元に浸透していく流れが考えられます。この4/5には火星と土星のオポジションもできるので複数のテーマが複合的に重なりながら物語が進行していくかもしれません。これは、例えば、3/24の太陽冥王星のスクエアの際に意識化の進んだテーマを集団全体へ浸透させ大きな方向転換につなげていく様子として捉えることもできるでしょう。そして、4/5〜15の期間に火星が土星から天王星に移動していきます。現場で行動化、具体的な動きを作っていく火星が集団構造を改善させる葛藤のポイントに触れるので、何らかの改革行動が現場で活性化していく可能性があります。例えば、政党という集団に注目すれば、リーダーシップに関連することが太陽のアスペクトの周辺で起こりながら若手の実動メンバーの動きが火星のアスペクトに関連して起こるなどのようにイメージを組み立ててもよいかもしれません。もちろん、その他さまざまな集団構造の中でこのような構図でものごとが動きやすくなっているので、身近な集団の中でも観察してみましょう。

天体の方向転換やイングレス

太陽と月以外の惑星は、ときどき地球からの見た目の進行方向を変えます。進行方向を変える際には天体はとてもゆっくりと動き、その天体の働きが世の中のさまざまな動きの中に顕著に反映されるかもしれません。今回の新月の期間には、冥王星が4/5に順行へと方向を変えます。また、3/7から逆行をしていた金星は4/18に順行に戻ります。冥王星が方向を変える時期には深い動機に関する調整、根回しや力争いといったテーマが顕著になりやすいかもしれません。金星が逆行している期間は、個人的な体験の評価、感覚的な楽しみなどじっくり味わいリフレッシュする、また過去の対人関係などを再評価するなどにも適していましたが、順行に戻るとそれらで気付いたことを他人の立場や価値観や集団全体の方向性とうまく結び付けて動かすようなポイントが重要視される傾向になります。特徴や傾向をよく把握しながらうまい利用方法を考えるとよいでしょう。

また、天体(特にゆっくり動くもの)の運行するサインの変化も人々が注目しやすいテーマを変化させます。今回の新月の期間には火星より遠い天体でサインを変えるものは火星のみです。3/15から魚座を運行していた火星は4/22に牡羊座へ移動します。現場でものごとを動かす行動力は、「周囲の人々が共有する心理の理解。理想や夢の追求」を重要視して動いていたものが、「行動に移すこと、競争に勝つこと、反対を押しきること」などを重要視するような流れに変わってくるでしょう。

今回の新月図の期間は、このような動きを意識しながら、「個人個人が自分の力を発揮したりやりたいことを行動に移すのを尊重する、そして阻止するものと戦う」という牡羊座のテーマの追求を心がけていくとよいかもしれません。これらのテーマが身近なところから経済/政治の動きなど社会的な次元までいろいろな側面でどんなふうに反映されるか注目していきましょう。
posted by ryu at 09:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 月相2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
4/5は北朝鮮が人工衛星を打ち上げましたね。これまで北朝鮮のミサイルは海王星とオポジションの時期が多かったのですが、今回は土星とのオポジションでしたね。これまでとは異なりきちんと予告をしてからの打ち上げでした。
Posted by ryu at 2009年04月05日 15:24
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