では、さっそく今回の新月図(2010.10.08.03:44JST)について考えてみましょう。新月は天秤座の15番目の度数で起きています。今月は満月も天秤座と牡羊座の間で起こります。今回からしばらくサインの相互関係を考えてみましょう。性質を考えるときにはエレメントの視点が大きなヒントになりました。しかし相互関係という「動きの特徴」を考えるときにはモードが重要になります。天秤座も牡羊座もどちらも活動のモードに属しています。活動の特徴はもともと出来上がっている価値観をどんどん行動に移していくスタイルです。火のサインの牡羊座は自ら動きをつくる、感情的な興奮をもたらそうとする価値観を積極的に動かします。風のサインの天秤座は比較しバランスを取り、相手や状況に合わせることをポイントにします。月を器、つまり、すでに成立ている状況と考え、太陽を新しい動きをつくるエネルギーと見れば、自分のやりたいことをやろうとする人々の間でバランスをとろう、平和を実現しようという努力が行われていくイメージかもしれませんね。うまく反応して適材適所が実現されていくとよいですね。新月へのアスペクト
さて、チャートの天体配置に目をやると、太陽は9/21〜10/1に木星や天王星、冥王星、土星とアスペクトしました。リーダーシップが難しい決断をする局面があったかもしれません。ちょうどこの頃は菅内閣が再出発し、臨時国会が始まるなどの動きがありました。
さて、新月後、太陽は10/17に水星とアスペクトし、10/19には海王星とトラインになります。水星はちょうど新月の頃冥王星や土星とアスペクトし今回の新月全体のテーマを決めています。深い知性の利用や徹底的な議論などをイメージしてもよいでしょう。これらの知性や情報をリーダーシップがピックアップするかもしれません。
その他のアスペクト
新月以外の天体の動きに注目すると、この新月の期間に長期的な流れの中で重要な社会天体の動きは11/7の海王星の順行です。方向を変えるのは次の新月後ですが、その少し前から速度が落ちるので影響が目立ってくることが予測されます。
では、より動きの早い天体に注目してみましょう。最初に注目するのは金星の動きです。金星は10/8から約40日間(11/19まで)逆行します。逆行の少し前に金星は火星とコンジャンクションになりました。金星はしばらく協力関係のあり方や現場での反応や喜びについて振り返る時期になります。それぞれの立場を優先した協力の条件が語られそうです。一見うまい協力ができにくく見えるかもしれませんが、お互いの本音を確認し合うにはよいかもしれません。長い目でみて考えましょう。逆行中に金星は10/25には水星と、10/29には太陽とコンジャンクションになります。何らかの協力のテーマ(過去に話が進んでいたものの再検討の可能性も)を進めるタイミングかもしれませんね。
そんな金星とコンジャンクション後に自分に関係のあるサインを前進し続けている火星は10/21〜24に木星海王星天王星と次々とアスペクトを形成します。理想主義の表現やビジョンや直観の強い影響を受けた衝動的な行動が起きやすいイメージです。海王星とはスクエアになっているので、夢や幻想に従って動き後で幻滅という展開になりやすいので注意です。しっかりと現実の状況や関わる人々の意思を確認しながら気持ちを合わせていくとよいでしょう。さらに火星は10/28から楽観的な前進を望む射手座へ移動します。しっかりとしたビジョンの共有は強い目的意識につながりいろいろなものごとを前進させる原動力になるでしょう。
そして今回の新月図の主役の水星は情報の探求や知性の拡張を行った後、10/17〜18には大衆の理想イメージに働きかけます。例えば、ちょうど、新月手前の冥王星や土星とアスペクトしている時期には国会での議論の他ノーベル賞の受賞のニュースが流れていました。それらが多くの人々にわかりやすいイメージで伝えられていくかもしれません。水星はその後10/23には冥王星と、10/25には金星と、そして、11/5には木星とアスペクトします。今月はさまざまなかたちで情報交換やコミュニケーションが進んでいきそうです。
天体の方向転換やイングレス
太陽と月以外の惑星は、ときどき地球からの見た目の進行方向を変えます。進行方向を変える際には天体はとてもゆっくりと動き、その天体の働きが世の中のさまざまな動きの中に顕著に反映されるかもしれません。今回の新月の期間には、10/8に金星が逆行を始めます(11/19まで)。また、11/7には海王星が順行に戻ります(これは実際には次回の新月直後に起こります)。金星は美意識やバランス感覚、協力関係などに関わります。このため金星の逆行期間には昔好きだったものや人を思い出しやすくなるかもしれませんね。海王星は複数で共有する理想をイメージすることに関わります。逆行すると、そのような理想のイメージ化の際にそれぞれが個人的な立場を優先しがちになりやすくなるかもしれませんね。
また、天体(特にゆっくり動くもの)の運行するサインの変化も人々が注目しやすいテーマを変化させます。今回の新月の期間には火星が10/28に射手座に入ります。火星の行動力の表現は目立たない隠れた場所で感情に働きかける蠍座の方法から未来のビジョンや社会的意見、精神論を提示する方法を取りやすくなるかもしれません。
今回の新月図の期間は、このような動きを意識しながら、「自分のやりたいことをやろうとする人々の間でバランスをとろう、平和を実現しようという努力が行われていく」という天秤座と牡羊座のやりとりの特徴をうまく進めることを心がけていくとよいかもしれません。これらのテーマが身近なところから経済/政治の動きなど社会的な次元までいろいろな側面でどんなふうに反映されるか注目していきましょう。
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