2007年03月24日

2005.02.09 新月

寒さが厳しくなる中、花粉が飛び交う中、風邪などからだの調子を崩さないように気をつけましょう。私は、個人的には、花粉でなく、たんぽぽの種子が飛んでいるイメージはとても水瓶座に通じるものがあると思っています。

水瓶座の新月

さっそく新月図(2005.02.09.:28.JST)を見てみましょう。新月は水瓶座の21番目の度数で起こっています。水瓶座は、社会性や全体性について客観的に認識する特徴があります。それは、12星座のうちでも最後の4星座の仲間になるので、自互公の3種類のうち「公」の特性をもっており、また、風の星座の仲間なので、客観的にものごとを認識する特徴があるということです。この星座は、ちょうど個性をダイナミックに表現する獅子座の反対側にあるので、みんなで集まってお互いの個性を評価し合っている場所や活動を想像するとイメージをつかみやすいのではないでしょうか。そういう場所では、人々が考えている未来の工夫の方向がはっきり認識しやすいですし、人脈もできやすい。そこからたくさんの人が合意しやすい社会の仕組みの青写真が描かれていくわけです。また、それは一つ前の星座である山羊座がつくったルールや秩序の構造をより広い視点から精査し、改善していく働きもあります。今月の新月は、そんな方向に動機が向かっています。

このような新月は、土星と木星のスクエアに対して関連しています。可能性の拡大(木星)と現実の制限(土星)の間の葛藤ですね。このスクエアは、実は成立直前で木星が逆行してしまい、2の足を踏んでいるような状態になっています。いろいろな発展的なアイデアやビジョンが浮かび、みんなで追求しようという方向へ進んできましたが、土星に象徴される現実の状態の難しさ、あるいは、実現する際にクリアしなければならない壁を目の前に認識し、もう一度、ビジョンを振り返っているような状態です。木星は、今後、6月の始めごろまで逆行し、その後順行に戻り、年末に蠍座に入ってから本格的に土星とスクエアになります。つまり、今は、その予告を見て、もう一度心構えをしなおしているような段階かもしれませんね。また、木星は逆行して海王星とのトラインへ向かっています。ビジョンづくりは現実の壁の感覚を意識しながらも、出発点の理想を再度確認しようとする流れになるかもしれません。一方、土星は冥王星とクインカンクスになります。みんなのルール(土星)に関して重要な根本改革の必要性を意識します。今回の新月はそれらの天体に次々とアスペクトしていくので、そのあたりのテーマが重要な焦点になりそうです。また、その新月を追って、水星も同様に木星土星冥王星と次々にアスペクトしていきます。水星は、頭脳的に考慮したり、方法論を考え出したり、情報交換をしたりしながら問題を明確に認識していくというアプローチをとるかもしれません。

今月の新月図では、アスペクトに関してもうひとつの塊があります。火星と天王星、金星の組み合わせです。とくに金星は30度のマイナーアスペクトで関わりますので、動きの中で直接関わるというよりは、頭脳的な思考などを通して影響してきそうです。火星と天王星の組み合わせは、改革的な活動に関連しやすく、突然ひらめいた新しいアイデアを試してみたくなるかもしれません。そのときに、他人とのバランスや美意識、心地好さなどを強く考慮に入れたくなるような場面がイメージされます。火星は山羊座に入ったので、これまで理想や主義に関して意見をぶつけながら方向を定めてきたのに対し、だんだん現実の状況の中で実現する方法に関して意見をぶつけ、エネルギーを使いながら焦点を定め、現実化/行動化していくようなイメージがあります。そこに、水瓶の金星の奇抜で斬新な価値観や美的センスを考慮に合わせるような感じでしょうか。

今月の新月は、これらすべての動きをいろいろな個性を取り込めるより進んだ全体像を意識しながら(水瓶座)進めていくのではないでしょうか。

実際のサビアンシンボル

それでは、例によって上のようなテーマを持っている新月図の中から抽選でひとつ天体を選び、その度数のサビアンシンボルについて考えてみましょう。今回のテーマは水星です。水星は水瓶座の17番目の度数にあります。この度数のシンボルは、

AQUARIUS17:A watchdog standing guard.(ガードをしている番犬)

です。警戒心の強い犬は、自分の自然な反応をすると番犬の役割を果たします。番犬は適材適所のイメージがあるでしょうか。また、番犬はいつもと違うものを見かけると吠えて知らせます。こんなイメージの度数には、いったいどんな意味が隠されているのでしょうか。

まずは、水瓶座というサインの意味から考えてみましょう。このコラムの前半で説明したように、水瓶座はみんなで集まってお互いの個性を評価し合っているイメージがあります。水瓶座は、天王星と関連づけられていますが、天王星の記号はちょうど電波のアンテナのようです。さらに、水瓶座の記号は飛んでいる電波のようにも見えますね。つまり、みんなでお互いの個性を評価し合うことは、何もどこか特定の場所へ集まらなくてもよいのです。テレビをつければ、「今の流行」の情報が流れてくるし、新聞、週刊誌、ラジオ、インターネットなど、さまざまな「メディア」の中に多くの人が関心あるものやみんなのための考慮点などが飛び交っています。あるいは、もっと身近な次元では人々の井戸端会議などでも情報が流れているでしょう。水瓶座は、このような広い範囲で流通している情報に通じようという動機があります。それが、もし、「より広い、より新しい」ものごとを求めていたとすれば、ときに一般的な人々から斬新で変わっている人と認識されるかもしれません。

このような水瓶座の斬新で客観的な情報に精通しようという姿勢は、今回のテーマの度数のある第二デーカンでは、他人や具体的な対象に関わり影響を与え合うことを通して体験を積んでいきます。その中でも後半は、前半での積極的な関わりや働きかけから得られる実感を感じたり、動きや反応を理解することに注目が向きます。

では、一度ごとの意味を考えていきましょう。

AQUARIUS16:A big businessman at his desk.(机に座っている偉大なビジネスマン)

第二デーカン後半の最初なので、水瓶座の情報ネットワークの働きを具体的な相手や対象を定めて刺激したときの反応を認識する度数です。ビジネスマンは、テレビで商品の宣伝をしてみたのでしょうか。朝から電話が鳴りっぱなしのようです。あるいは、「思ったほど電話がこなかった」ということに直面することもあるかもしれませんね。

AQUARIUS17:A watchdog standing guard.(ガードをしている番犬)

2番目の度数は、最初の動きの対象に注目したり、その結果起こることに注目したりします。番犬はビジネスマンが待っていた電話が鳴り出したときの気持ちの動きにも通じるかもしれませんが、警戒心が刺激されたときの反応の部分に注目しているのではないでしょうか。

AQUARIUS18:A man unmasked.(仮面がはがされた男)

情報ネットワークは、ときに残酷にも秘密の事実を公開してしまうかもしれません。有名人のスキャンダルを狙うマスコミの活動が思い浮かびますが、「内部告発」などもこの度数のイメージに通じるものがあるかもしれません。情報ネットワークの警戒体制にひっかかっるとそうなっていくのでしょうか。

AQUARIUS19:A forest fire quenched.(消しとめられた山火事)

4番目の度数は技術化していく働きがあります。情報ネットワークの警戒体制は、非常事態をいち早く認識し、それに対処するというかたちで実用化できます。早めに認識できれば、山火事も消し止めることができます。

AQUARIUS20:A large white dove, a message bearer.(大きな白い鳩、メッセージの担い手)

5番目の度数は、その領域のテーマを全体のために活かそうとする意志が表されます。情報ネットワークに敏感になることにより、生命や集団的な活動の未来の安心を得ることにつなげられるのかもしれません。変化に敏感な感覚を未来をつくっていくためにうまく活かしていこうという意識につながるのではないでしょうか。


今回の番犬の度数は、このような流れの中の2番目にありました。水瓶座の表す「全体の中で流通している情報」通常と異なるものに敏感に反応するの中に通常と異なるものを見つけて反応するイメージですが、今回はそこに水星があります。文字通り情報や言葉の中にあるそういう部分に敏感に反応しやすくなっているのかもしれませんね。さらに、付近には海王星もあるので、言葉に表されていない気持ちを察したり、敏感になり過ぎたり、あるいは、思い違いをしてしまう可能性もあるので注意する必要がありそうですね。

(星座とサビアン・その31より)
posted by ryu at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 月相2005 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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