2013年07月13日

職業に関する相談

今回のノエルティル来日セミナーのテーマが職業ということもありますが、最近職業についてはとても重要視しています。占星術で考えたとき、結局いろいろなことを考える際、いつも全体像を考える必要があるなとよく考えます。つまり、人間として全体としてエネルギーをバランスよく発揮していけることはとても重要だと考えるわけです。そして職業は全体を考える上での重要なパズルのピースなのです。

私が学生の頃には、アルビントフラーが「フューチャーショック」や「第三の波」などの本で歴史的な流れの中世の中の仕組みがどのように変遷してきているかを描き出していました。最近、佐々木俊尚さんはこれからの世の中の仕組みは、ウチとソトのある国民国家のようなものは廃れ、情報流通の「場」が支配するようになっていくと語っています(「レイヤー化する世界」)。これは、占星術でいうと風のエレメントのミューテーションサイクルや春分点移動の水瓶座時代などの概念に沿っているように感じます。さらに佐々木俊尚さんは、共有されている場の具体的なイメージとして「レイヤー」という概念を使って描き出しています。個人はそれぞれのレイヤーで特徴を表明し共鳴する人々と繋がり支えられていくという人間像です。占星術で考えれば「レイヤー」というのを各天体の機能などと考えればホロスコープ全体のアイデンティティ表現について言及しているようにも考えられます。

つまり、これからの世の中、周囲に合わせるということよりも自分の特徴を表現するということが重要になってくるというわけです(それがここしばらくの天王星と冥王星のアスペクトのテーマであることはいうまでもありません)。その意味でも、ぜひホロスコープを使って職業について考えることはとても役に立つのではないでしょうか。

そうは言っても、まだまだ自分らしさを職業に結びつけること、まだまだ難しいこともあるでしょう。しっかりした仕事自体あればラッキーで、なかなか思う仕事にありつけない人々もいるかもしれません。しかし、それぞれの状況の中でできるだけ自分自身の特徴をうまく発揮していきながら充足を深めていく方法をホロスコープを見ながら一緒に探していけるといいですね。

私はそんな風に心がけながらみなさんのご相談にのっております。
posted by ryu at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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