2015年01月25日

火星海王星と土星のアスペクトと心理的な防衛メカニズム

きのうは、新宿での勉強会があり、1ハウスに関連して火星についても考えを深めました。火星は、うまく活かし、「自分らしさを表現する」エネルギーとして活用できることが望ましいのですが、阻害されたり、滞ったりすると怒りやうつなどにも関連する重要な天体です。ちょうどトランジットで今回の新月でも強調されていたので、最近のいろいろな出来事の中で考えたことがありました。

きっかけは植松努さんの講演の You Tube 動画でした(https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY)。植松さんは出生図で太陽と海王星のスクエアをお持ちで、「どうせ無理」という言葉やその心理的インパクトが自己実現のためのエネルギーを阻害する体験を通して培ったしっかりした学びや哲学をお持ちです。それが、海王星の「みんなが共有している気持ちのイメージ」が火星の自分の行動や主張に影響すること、それに対抗する哲学をしっかり形成すること(射手土星)が焦点になっているこの時期にとっても説得力を持つ意識や気持ちの扱い方を教えてくれるのでしょう。「どうせ無理」を撲滅し、みんなが自分の夢に挑戦できる空気を作ることでいじめや暴力がなくなっていくという話はとても説得力がありました。

そんなことを考えていた中、卑劣な事件が起きました。状況に対して何もできない無力感を強く感じました。火星の表現がこじれてしまった後で扱うのは大変だとあらためて痛感しました。秩序やルール、法整備ということよりも、こじれにくい空気を持つ社会(海王星)を作っていく必要があると痛感しました。

以前、社会を変容させる動機やエネルギーについて考えていたときに、1990年代に「学級崩壊」という現象の低年齢化と変化のエネルギーがその世代の人々に刻み込まれる深さが比例するのではというイメージを持ちました。エネルギーは心理占星術の言葉で言えば「防衛メカニズム」によって蓄積されます。今回「自己責任」という意見が聞かれたが、これはおそらくいじめを目撃した際に何もできない自分の情けない感情に蓋をするための呪文のような言葉で、そのような状況で形成された防衛メカニズムの一種ではないかと感じます。つまり、変化のためのエネルギーに対して強力な蓋がまだまだ確固として存在し、貯め続けているのだなと感じました。

集団的にエネルギー抑圧し無意識の領域に押し込んでいるので、その集団の外部から表現されてしまうのかもしれません。あるいは、その力を戦争好きな政治家に利用されてしまうのかもしれません。

地道かもしれませんが、一人一人の「どうせ無理撲滅」が抑圧されたエネルギーを回復し、健全な政治への参加の動機や仕組みを作っていく力になると思います。
posted by ryu at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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