2007年10月11日

2007.10 新月

2007.10.11の新月

前回の日蝕では新たな総理が誕生しリーダーシップが刷新しました(太陽天王星)。日蝕の影響はその後の新月により少しずつまとめられながら具現化するといわれています。このため実際に出来事の流れを分析していく際にはその時期の最初に起こった日蝕図を頭の隅に意識しておくと把握しやすくなるかもしれません。

では、さっそく今月の新月図(2007.10.11.14:00JST)を特徴をまとめていきみましょう。

今月の新月は、天秤座で起きます。天秤座のテーマは、「他人の立場や動きを意識し自分の活動とバランスをとり協力関係を確立する。美意識やバランス感覚を洗練し、他人との関係の中で活かす。」などです。乙女では自分が他人に対して役に立つことがテーマでしたが、天秤では相手の動きや感じ方に触れ、反応したり、自身の価値体系を利用しながら相互理解を深め、協力関係を確立していくことなどがテーマになります。人々の関心は個々の場面の有効性の評価(乙女)だけでなく、さまざまな例を比較しながら互いにとって、あるいは関わる人々みんなにとってある程度納得できる妥協案にたどりつくことへと向かいやすいことを意識してみましょう。さらに、それらがいろいろな場面でどのように反映されているかを確認していくとよいでしょう。

新月のアスペクト

この新月(太陽)は2日前に木星天王星のスクエアに対してアスペクトします。この木星天王星のスクエアは最近2ヶ月程度の間水星、太陽、火星などの周期の早い天体が具現化させてきた「思い切って斬新な変化をもたらそう」とする動きのベースにある衝動を表しているのでしょう。このスクエア自体今回の新月直前の10/10に正確に形成されたので、「変化の方向性は(無意識の中で)ほぼ決定し、後はそれらを現実化していくことがポイント」というニュアンスで焦点が定まってきた感覚があるのではないでしょうか。太陽が象徴するリーダーシップは、この木星天王星のうち木星のほうとのセクスタイルを通過し、海王星とのセクスタイルへと向かっています。リーダーシップの楽観的なビジョンは人々の抱く理想イメージとうまく組み合わさって広がりやすそうです。しかし、身近な周囲の楽観的な空気に流されて方向を決めやすく(太陽海王星木星)、それがより広い一般の情報流通(天王星)から批判を浴びやすい配置でもあります。「身近」がどの範囲で「より広い」がどの範囲になるのかいろいろなできごとの中でよく考察しながら当てはめてみてください。太陽は、その後、10/20に冥王星とセクスタイル(複雑で深い問題に取り組む、リーダーが底力を発揮など)になり、10/30には土星とセクスタイル(具体的な長期計画を立てる、現実的な条件を意識するなど)になります。これらはリーダーシップの方向性が人々の長期展望にそぐうものになりやすく、現実的な目標や計画がスムーズにできてきやすいイメージです。

その他のアスペクト

今度の新月の期間中には、木星と海王星のセクスタイルが形成されます。海王星は最近まで長期にわたって土星とオポジションになっていました。人々の理想を求める意識(海王星)は、現在行われている社会システム(土星)の欠点や不正を次々と意識させていきました。建築問題から始まり、ビジネスや年金システム、介護業務などなどあらゆる分野で改善点が意識されてきました。あるいは、精神世界や心理的な理解、芸術(海王星)などがよりしっかりと社会の中で機能する(土星)ような努力もされてきたかもしれません。そして、今回の期間にはそんな海王星に木星が調和的に接触するのです。木星はみんなで理想的な未来のビジョンを作っていこうとする天体です。これまで、現行システム(土星)に理想を反映するための問題点を意識させてきた海王星は、この時期今度は人々のビジョンや積極性に対して影響を与えます。理想を実現しようとする新たなアイデアや概念が数多く生まれてくるかもしれません。

さて、このような遠い天体のアスペクトのテーマは、近い天体の身近なテーマヘの「翻訳」を介して具体的な体験が進められていきます。今回の新月図では、例えば、上に説明したように木星と海王星のセクスタイルについて太陽が「翻訳」を進めています。つまり、リーダーシップ(太陽)が中心となって理想的な未来のビジョンを追求していく動きを作っていくのかもしれませんね。ここでリーダーシップというのは、太陽の示すような父親や男性、強い個性を輝かしく発揮する人、立派な人、影響力のある人などさまざまな人物が媒介となって動きを作っていくのでしょう。また、今回の新月は土星の周囲で近い天体とのアスペクトが形成されやすいことも特徴かもしれません。少し時期をさかのぼれば、 10/1には水星、10/9には火星、10/14には金星がそれぞれ土星とアスペクトを形成します。さらに水星は逆行して10/19日に再度土星とアスペクトします。これらの土星と近い天体のアスペクトは長期計画やルール(土星)の効果が身近な場面で発揮されやすくなるのかもしれません。

天体の方向転換やイングレス

太陽と月以外の惑星は、ときどき地球からの見た目の進行方向を変えます。進行方向を変える際には天体はとてもゆっくりと動き、その天体の働きが世の中のさまざまな動きの中に顕著に反映されるかもしれません。今回の新月の期間では、11/1に海王星が順行に戻り、10/13〜11/2には水星が逆行をしますので心に留めておきましょう。

また、天体(特にゆっくり動くもの)の運行するサインの変化も人々が注目しやすいテーマを変化させます。今回の新月の期間ではサインを変化させる遠い天体はありません(月〜太陽はほぼ毎月必ずサインを変えます)。

今回の新月図の期間は、このような動きを意識しながら、「他人の立場や動きを意識し自分の活動とバランスをとり協力関係を確立する。美意識やバランス感覚を洗練し、他人との関係の中で活かす」という天秤座のテーマの追求を心がけていくとよいかもしれません。これらのテーマが身近なところから経済/政治の動きなど社会的な次元までいろいろな側面でどんなふうに反映されるか注目していきましょう。
posted by ryu at 14:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 月相2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日、PCで今回の新月チャートを私なりにじっくり見て仕事関連「水星逆行キャンペーン」のアイディアを考えながらまとめ上げました。
今朝、先生の分かりやすい新月Blogを読んで、再度仕事のアイディアに振り返ることができました。
次回のBlogも楽しみにしております♪
Posted by ヒロカワ at 2007年10月13日 09:09
ご紹介させていただきました
Posted by 無料 at 2008年01月24日 17:38
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