乙女座で日蝕が起こってから約3ヶ月。今月は日蝕時に太陽とスクエアだった冥王星のあたりで新月が起こっています。日蝕時に作られた新政権は徹底的に意図を押し進めていっているでしょうか、それとも激しい抵抗に遭っているでしょうか。新政権に限らずこの日蝕を機に始まった集団活動は似たようなテーマを共有しているかもしれません。冥王星は表に表現されていない動機をしっかり把握しながらなるべく多くの人々が満足できる妥協点を見つけることが重要です。また、冥王星は「行動に移すこと」も前提にされているので、合意に至らず期限が切れると排除や破壊が起こる可能性もあります。自分が影響を受ける立場にならないとなかなか内心の辛さは感じられないかもしれないので、なるべく極端な行動を取る前に関係する人々の立場や内心を意識的に考えてみるとよいかもしれませんね(ある時期の様々なニュースは「人の振り見て我が振り直す」きっかけになるかもしれません)。
射手座の新月
では、さっそく今回の新月図(2006.12.20.23:00JST)について考えてみましょう。新月は射手座の29番目の度数で起きています。
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